7.エクスプレッション不透明篇

次に練習するのは不透明度に関するエクスプレッションです。
ショートカットalt + 凹んでいる「=」で回転に適用したエクスプレッションを削除します。
不透明度プロパティを選択し、ショートカットShift + alt + ^でエクスプレッションを適用します。
transform.opacity
という表示が出るので末尾に+10と入力してください。結果は何も変わりませんよね。では、次に末尾に-50と入力すると不透明度が50%になりました。(コンボ10)

transform.opacity-50;

もうお分かりですよね、不透明度は0から100%の範囲しかパラメータが存在しないため、初期値が100%のところに+10を打ち込んでも変化しないのです。
では、次に頭にマイナスをつけてみてください。すると不透明度は0%になり完全に消えてしまいます。

-transform.opacity;

これは、transform.opacity に-1*transform.opacity と同じです。不透明度の初期値は100なので計算の答えは
-100になります。不透明度に マイナス以下の数値はすべて0で換算されるので、不透明度は0となります。これは冒頭で説明した不透明度をランダムで制御するときに110を掛けたのと同じ意味で、最大値は100で打ち切りとなります。