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Sapphireとは
SapphireはGenArts社が開発したプラグインで、ハリウッドでは標準的なエフェクターです。元々Discreet(今はAutodesk)SmokeやInfernoに使うプラグイン(Sparksと呼んでいます)として使われていたものをAfter EffectsやFinal Cut Proでも使えるようにしたもので、強力なエフェクト群が搭載されています。2011年現在、Version5として200種類以上のエフェクトを内包しています。
特にWindows環境ではNvidiaのCudaに対応し、かなり早くなったそうです。私の環境がMacなのでその恩恵にあやかれず、残念で仕方ありません。しかし、Genartsのサイトに掲載されているチュートリアルムービーを見るとMacで行われているんですね。Macが好きなのか、それとも遅いMacユーザーに配慮してのことでしょうか?
ハイエンドと同じ効果が使えて、割安である。
Sapphireは同じPCの中にあれば、対応するアプリケーションに垣根がないということです。After EffectsだけでなくFinal Cut Pro、Premiereにも対応する点です。凝った合成はAEで作業して仕上げのエフェクトはFCPで行う場合にとても便利です。
The FoundryのTinderがAEのみでFCPには対応していないのとは大きな違いです。値段がちょっと高くてもSapphireの方が使い勝手を考えると便利です。(TinderはGenartsに買い取られ、MonsterGTに統合されたようです。)
しかし、通常のSapphireはちょっと高いと感じるユーザーも多く、2011年中盤にSapphire Edgeというあらかじめプリセットされたエフェクトを搭載した簡易版も登場しています。ただし、AEでは使えず、AppleのFinal Cut ProとSONY Vegasのみです。
Sapphireを日本で使うには
Sapphireの日本国内における総代理店は、Microcomです。ここの社長はその昔QuantelのHarryを日本に持ってきた人で日本における特殊効果とノンリニアの草分けみたいな人です。
しかし、Sapphireのマニュアルには英語版しかなく、イマイチ使いこなせていない人も多いのではないでしょうか。かなり高額なエフェクターなんで日本語版のマニュアルぐらいあってもいいようなものですが、ここはひと肌脱いで皆さんのお役に立てるマニュアルを作ってみました。
とはいうものの、かなり時間がかかることが予想されるので、Sapphireの中に入っているHTMLマニュアルをそのまま日本語化しました。また、私がよく使うものを中心に日本語化しますので、すべてが翻訳されるわけではありません。あくまでもボランティアの精神ですので、ご了承ください。また、翻訳にどうしても許せない誤訳がある場合は、ご一報ください。
しかし、Microcomからクレームがつくかもしれないのでその時は閉鎖します。
Final Cut Pro Xで使うには
2011年10月現在、困ったことに現状では使えない
新バージョンFinal Cut Pro Xの登場によりSapphireも新バージョンに対応化と思いきや、リリースと同時に対応したのはNoise Industries社のFX Factoryのみです。Appleからプラグイン開発のサードパーティにベータ版の供給がされなかったというのが一番の原因らしいのですが、Final Cut Pro Xに移行された方は困っていると思います。早めの対応を願うばかりです。